コラム6 HIVのこと、ゲイ・バイは誰に相談している?

これらのグラフは、ゲイバーのお客さんに対して行った調査からみえてきたことだ。
左の図をみると、過去6ヶ月間にゲイバーでHIVのことについて話したことがある人が全体で46.0%だった。友達と話をしていた人は56.6%だった。右の図では、HIVや健康について相談できる場所について聞いていて、全体では51.2%の人が知っていると答えている。どちらも50歳以上が他の年齢グループに比べて低い傾向にある。みなさんの実感と比べて、どうだろうか?

行きつけのゲイバーのママにカミングアウトをして、受け止めてもらえたことが大事な経験だったというHIV陽性者もいる。必要なときには専門の相談を使いつつ、バーのママやマスターだったり、身近な人のなかで安心してHIVのことを話すことのできる人をさがして、話してみることも大事かもしれない。